スクールガールストライカーズ SCHOOL GIRL STRIKERS Animation Channel

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03 アニメで描かれたキャラクターの魅力

個性的で魅力的なキャラクターが勢揃いな作品ですが、アニメで描かれたことで、より見えてきた魅力など、教えてください。

チームのみんなとは仲間なんですけど、だからといってサトカはそれほど積極的に輪の中に入って喋るようなタイプではないんですよね。でも、食べ物に対する愛情というか…執着心(?)がある子じゃないですか。なので、仲間がやりとりしている後ろで「もぐもぐ」と何かを食べているシーンだとか、アニメでは実際に映像で見られるので、それがとても可愛いなと!「こういうのを待ってました!」という感じです。変身するシーンでも、みんなはやる気満々なのに、サトカだけ少しテンションが違っていたり…アニメの映像で見ることで可愛さが倍増していると思います(笑)。

確かに、PVでもカレーパンを食べているシーンが映ってましたね。あれは監督さんがすごくこだわっていて、何度もリテイクがかかってます(笑)。

ゲームの収録の頃から、悠水に関してはわりと「悠水って、こういう子だよね」という明確なディレクションをされてきたんです。ですからアニメになっても、その延長線上で「どこまでやっていいのかな」と、探りを入れながら演じていたんですが、あまり何も言われなくて(笑)。じゃあ、もっと際限なく突き抜けてしまってもよいのかなと(笑)。悠水は、実生活で私が言わないような台詞を言ったり、私自身とはかけ離れた言動をする子なので、どういう風に演じてみようか考えるのがすごく楽しいんです。朝のシーンでも、周りのみんなは眠そうでテンションが低い中、悠水だけは「おっはよーー!!」みたいな(笑)。悠水は朝からこんな感じなんだなというのも、アニメで描かれたことで初めてわかってきたりしました。

逆に伊緒は低血圧で気だるそうだったりしてるんですよね。そういったキャラごとの描写も、今回のアニメでは監督さん達がこだわってるポイントです。

先ほどの話とも被るんですが、ゲームでセリフを収録しているときは、椿芽はリアクションの薄い子だなという印象だったんです。例えば着替えのシーンでも軽く頬を染める程度だったのが、アニメでは恥ずかしがったり、リアクションが強めに出るようになって。平常心でいる時は、ゲーム準拠の冷静なイメージなんですが、アニメではそういう反応のギャップといった可愛さも描かれていて、より魅力的になったんじゃないかと思っています。演じていても、すごく楽しいですね。

まなは、キャラクター的にはゲームの頃からそれほど変化があるわけではないんですが、演じている私としてはアニメになって色々と見えてくることもありました。改めて、「まなって、こういう考え方をするんだ」と、気付かされることがあります。もちろん、彼女らしい純粋で天真爛漫な魅力も、アニメではよりわかりやすく描かれてると思います。演じる私としても、邪念は捨てて(笑)、日々ハッピーな感じが伝わるようにと心がけて演じています。そのせいなのかはわかりませんが、私は普段のアフレコでは、それほど身振り手振りが大きい方ではないんですが、共演者の方々から「唯ちゃん、アフレコ中に体すっごく動いてるよね」と言われて、それが自分でも衝撃的で(笑)。全身を使って演じないといけないような、エネルギーを持ったキャラクターなんだと思います。

伊緒はスポーツマンで大人っぽい外見で、常にピシッとしてるキャライメージでしたので、そんな感じで演じようと思っていました。けれどアニメでは、彼女がより身近に感じられるような一面を見せてくれだしたんです。例えば友達に対して「頑張ってね」と声をかけるとするなら、「頑張ってね…(私も見守ってるから)」といったようなニュアンスで言葉をかけるのではなく、「頑張ってね…(一緒に頑張ろう!)」というくらいの距離感まで降りてきている。なんだったら「頑張ってね…(私は頑張らないけどね)」くらいのことまで言っちゃうような(笑)、いい具合で“抜け”がある女の子なんだなと。「笑い上戸」という設定でも、まなとはまた違ったベクトルで場の空気を和ませる、そして伊緒自身も楽しんじゃえる気質を持った女の子なんだと、改めて気付かされました。

仲間を引っ張っていくタイプなのかなと思っていたんですが、いざアニメでキャラを動かし始めてみると、みんなと同じ目線のキャラクターなんだということに気付かされるんですよね。

より親しみやすくなってるんじゃないかと思います。

04 気になるキャラ

皆さんが演じられているキャラ以外で、気になるキャラを教えてください。

台本を読んだ時から「どうなるんだろう!」と楽しみに思っていたのは悠水ちゃんです!

……ええ!? そうなの?

実際にアフレコで花澤さんの突き抜けたお芝居を目の前で見られて…。

なみならぬ“覚悟”を感じたよね。楽をしようとしていない(笑)。

(笑)。

ひとつひとつの台詞をとっても、「ああ、こんなお芝居のやり方があるのか!」と、感動してます。

…もう、そのへんでいいんじゃないかな!(笑) そんなことを言うんなら、まなの「◯◯ちん!」だって…(笑)。

なんだろうね、あれ(笑)。まなが「◯◯ちん」って言うと、なんだか笑っちゃうんだよね。「可愛いなぁ…」って、自然に顔がほころんじゃう(笑)。

本当ですか? すごく嬉しいです(笑)。

いろんなものに付けるじゃないですか?「幽霊ちん」とか。

周りの会話のテンポについていけてなかったり、まなは本当に可愛い子だなって自分で演じていても思います!

ほかのチームのメンバーに、ツッコミが多すぎるのも面白いよね。ほかのチームと絡むと、私達がズレてることに対してきちんとツッコんでくれるんですよ。それを見て私自身も「そうだよね、いままで流してたけど、やっぱおかしいよね!」みたいな(笑)。

私がお気に入りなのは、モシュネちゃんですね。画面に登場するだけで、なんだか笑ってしまって(笑)。椿芽はモシュネと絡むことが多いんですが、セリフで「~~~モシュー!」とか言われると、スッと引き込まれていっちゃう感じがします(笑)。個人的にイチオシなキャラクターです!

05 アフレコ中に印象に残ったこと

アフレコ中に印象に残っていることなどありますか?

アフレコの立ち位置が唯ちゃんの隣なんですけど、マイク前に立つ前に、「よし、頑張ろう!」ってスイッチを入れる瞬間が見られて。いままであまり唯ちゃんのそういう面を見たことがなかったので、なんだか「いいなぁ」って思いました。

自覚はあんまりないですけど…(笑)。

なんだか、うらやましいです!

里菜ちゃんとは、立ち位置が少し離れてるからね(笑)。

さっきも、唯ちゃんの身振り手振りが大きいって話がでたんですけど、役に入りきった唯ちゃんの足音が大きくなっていくのを後ろで見てて、老婆心ながら「大丈夫かな?」なんて、音響監督さんの様子をチェックしたり。

ありました!

足音には注意します(笑)。

基本的にはこの5人がメインなんですけど、キャストも多いですよね。

1話の収録が、いまのところ一番人数が多かったですね。

2話からは少し人数も減ってしまって、ブースがなんだかスカスカになったなぁなんて感じていました。

今後はチーム対抗戦なんかもあったりして、賑やかになってきますよ。